透明の幽霊が襲ってくる夢
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久しぶりにうなされた。
相変わらずの心霊現象っぷりでホント嫌になっちゃう。
「し、塩ッッ! し、しおっ!」
って叫んでいたのだが、たぶん現実では
「ぅぃいおっ!ぃ、ぃおぅっ!」
って言ってたんだろうな。
今までの夢とは違う点。
俺が登場しない
第三者的な目線。まるでテレビを見ているかのように物語が進む。
舞台はほら穴の刑務所。
そこには双子の美少年の男の子。小学一年ぐらいか。その男の子に好意を抱いている女の子。少年ジャンプの魔法使いのやつのマンガででてくる、暴牛の主人公取り巻きのヒロイン役の子みたいなツンデレのかわいい子。何だっけあのマンガ。ちょっとタイトルがわからんし、その子の名前もわからんが、こちらも小学生一年生ぐらい。
そして、もう一人ひそかに男の子に好意を抱いている女の子。控えめな性格。
彼ら4人の子供が壁に穴を削ってできた寝床にいた。男の子はクールで女の子と話すのが苦手。ひとりの女の子はその双子の男の子に猛アプローチしている。
男の子にくっついて寝たいのだが、男の子は興味を示さない。
控えめな女の子はその様子を静かに視界に入れ、遠目に男の子を見ているだけ。こちらは男の子を見るだけで幸せな様子。
就寝の時間となり眠りにつくのだが男の子の寝相が悪いため結局女の子の隣までごろごろ転がってきてしまう。控えめな女の子はそれに気づき幸せそう。
刑務所とは言えそんなほほえましいファンタジーな世界観でまさに漫画を見ているようにそのシーンを俺は見ていた。
まさにマンガ。
ワンピースを見た後、ハイキューをのページをめくるように次のシーンが表れた。舞台は変わり、芸能人たちが出ているドラマのようなシーンだ。
大家族の家族モノのドラマだった。
エグザイルのアキラ?みたいな俳優さんが一番上のお兄ちゃんで一家を支えている。その兄役に長女の妹がくってかかっている。仕事から疲れて帰ってきたお兄ちゃんに、家事を手伝ってほしいからだ。小さい弟や妹たちが床を汚したため掃除をしてほしいと剣幕だ。しかし、兄は動かない。
仕方なく長女は汚れた台所の床を拭きに行く。
あらかた拭き終わると吸い寄せられるように食器棚に目が行く。
ここからなんと俺目線
食器棚を見つめる俺。
おもむろに扉を開けると
サーーーー
っと風が吹く。同時に透明な幽霊が食器棚の中から現れる!
空気の揺らぎ。
ろうそくの火の先端の空気が歪んで見えるあれだ。
空気が歪んでいる。歪んだ人の形に。
その物体が表れたと同時に俺に圧力がかかる。何とも言えない空気の圧力だ。
押さえつけられる俺。
息苦しさが増す中、長女を発見した俺は苦し紛れにこういう
「し、塩っ!!」「し、塩っ!!」
長女に塩を持ってくるよう指示して叫んだ。
長女は恐怖の表情で震えながら流しに置いてある塩を取りに立ち上がった。震えている。
「し、塩っ!!」「し、塩っ!!」
すさまじい苦しさの中懸命に叫ぶ俺は意識が遠のいていった。
と思ったら、嫁に起こされていた!
もう、マジで勘弁して(涙)
怖いから!
調べたよ。原因を。でも、いつもと一緒!
俺が悪うございました。不安や焦りのせいです。ごめんなさい。終わり。
としたい所だが、実はこれ一夜に2度目の嫁に起こされた話の2つ目。
この2時間前に別の夢で起こされていた俺。
嫁からするとうるさいそうだ。
ただしこれは別の話。