手術で死にゆく夢
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ちょっとちょっと。
また、嫌な夢みたんだ。自分が死ぬ夢な。
俺、昔スキーやってたんだ(実話)
だから、今回の夢もスキーの大会から始まったんだ。
アルペンってやつね。スキー場でポールをくぐりスピードを競う競技なんだけど、知ってるかい?オリンピック種目でもあるんだよ。
俺はスキー選手だった。この夢の中での大会は大きな大会で各都道府県の知事たちが一堂に会する規模だ。
俺は大会に出場し、その日は宿に宿泊することになっていた。
大会1日目が終了したその夜、俺が泊まる旅館に石川県の知事と埼玉県の知事とあと数名他の県の知事がいた。
なぜか知事たちとお酒を酌み交わす俺。
石川県の知事は若く、俺より年下だった。20代後半だ。
俺は彼が選挙で知事に当選した際の逸話を知っており、話に花が咲いた。
彼は、俺の話に耳を傾け、当時を思い出し涙している。
埼玉県の知事はどうも古株のようで石川県の知事をねぎらっている。
「一番クリーンだったから当選したんだよ。」と。
その後俺は心地よいまま床に就いたが、ここからの場面の変わり方がどうしても思い出せない。
気が付くと俺は病院にいた。
なにか病気の疑いがあるらしい。
診察をしていると胸のあたりに異常があるということだ。
結果的にそれは心臓だった。
緊急手術が必要な状態ですぐに手術の準備が整えられた。
説明を受けると、切らずに治療するらしいが、それは不思議なものだった。
医者は言う。「右心房から右心室へ“何か”を自力でずらせ。」
“何か”とは説明しがたいがイメージは電子基板のような板のことだ。
その“板”を気合でずらせというのだ。
俺は言われるまま力をこめ板を移動させるイメージをした。というか念じた。
まあ、動かないわけよ。
すると医者が俺の胸のあたりに磁石のようなものをあてがうとゆっくりとスライドさせた。すると俺の心臓の中にある“何か”が動いたのだ。
はっきりとわかる感覚。
右心房の弁をなぞる痛み。内側から刺されるような痛み。息もできない。
痛みが10分ほど続いた後、さらに緊急手術となった。
板が右心室に移動しないのだ。
俺は手術台に横たわりライトに照らされた。
仰向けのまま医者から説明を受ける。
「今から胸を開き心臓を取り出す。麻酔をするから安心してくれ。」
「ふくらはぎから麻酔薬を入れる。チューブを通すから穴を開ける。」
俺は急に恐ろしさを感じた。
何かおかしい。急すぎる。手術方法もおかしい。医師の表情もおかしい。
「逃げなければ!」
俺は手術台から逃げようとしたが複数の医者に取り囲まれ押さえつけられた。
動けない俺に、拘束器具を付ける医者たち。
いよいよ俺は逃げられなくなった。
手術が始まった。
ふくらはぎに直径1ミリ程度のワイヤーが刺される。
当然激痛だ。
おそらく中が空洞のワイヤー。
麻酔薬を注入しながらぐりぐりと太ももに進んでいく。
次第に痛みは引いていき、ぐりぐりとした感覚だけが足にあった。
しかし、まだ指先は動く。
まだ、麻酔は全身に回りきっていないのだ。
そのとき!医者がメスを持って俺の視界に現れた。逆光の為表情がわからない。が、無表情であることは容易に想像できた。
この医者はずっと感情が無かったのだ。無機質そのもの。
まだ麻酔が回りきっていない俺はわずかに動く指先を弱弱しく動かし抵抗を見せる。
医者は何事もなく俺を切ったのだ。
おでこにメスを力強く押し当てそのまま下に移動させた。目頭を通り、口を縦に割った。顎を通った後首を通り越し鎖骨のあたりから再開する。
あばらにメスがごりっごりっと当たっているのがわかる。
痛くない。しかし意識ははっきりしている。
メスが腹部まで来たとき、俺の上半身は切り開かれ骨がむき出しになっていることも想像できた。
また、メスが視界にやってきた。
メスは口に向かいさっき切った切り口から、むき出しになっている前歯を切り始めた。
まるで、のこぎりのように前歯を縦に切っていく。何度も何度も。上下するメス。
この頃には俺はもう助からないと諦めていた。
「俺はこのまま死ぬんだ。」
そう思った。
ただ骨を切られている感覚を残しながらようやく意識が遠のいていった。
というところで目が覚めた!
気分悪いよ。朝6時から。まったく!
首切り動画とかあるじゃない。
なんかそういう人になったような気持だったよ。
もう!調べてやるからね!
【人に体を切られても痛くない夢の夢占い】
人に体を切られても痛くない夢は、あなたの環境が大きく変化することを暗示しています。
おや!?悪くないのか!?
殺されて血が流れる夢を見たら、金運の上昇が期待できます。
なに!?悪くないのか!?
俺は切られた時に出た血で視界が真っ赤だったぜ!
逃げるかそうじゃないかでちょっと意味が変わるっぽいな。
俺は完全に逃げようとしたからこれだな。
殺されそうになって逃げまわる夢や、非常に恐怖を感じる夢は、今の自分への執着心が原因で、新たな自分に生まれ変わることができずにいることを暗示しております。
もう、やだやだ。